民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇民主党、1年生議員と全衆議院議員に300万円

国会議員歳費の削減、民主党の議員にとっては痛くも痒くもなかったようです。潤沢な政党交付金のプールから大盤振る舞いが行われました。

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週刊ポスト2012年6月8日号です。

民主党執行部 1年生議員と全衆議院議員に300万円バラ撒き 2012.05.29

 国会議員歳費の削減問題は、4月末に年間270万円カットで落ち着いた。

 世界一高い日本の国会議員歳費は、月給・ボーナス合わせて年間2106万円にも上る。給与カットは1割にも満たない。それでも民主党は、党内からの激しいブーイングを抑えることができず、カネで黙らせる工作を巡らせていた。

「党執行部は、3月までに1年生議員全員に300万円、さらに5月までに党の衆議院議員全員に300万円を活動費としてバラ撒きました。表向きは選挙対策資金ですが、歳費削減で減る分は党が補填しますよというサインでもある。資金力にものをいわせて求心力低下を回避しようとしている」(民主党ベテラン秘書)

 原資は国庫から支出される政党交付金だから、国民の血税が使われることに変わりはない。「身を切る改革」はやはりウソだった。

 それにしても、民主党衆議院議員約300人に300万円ずつとなると、単純計算で9億円にもなる。

「そのぐらいのカネは今の民主党には痛くもかゆくもない。党には年間約165億円の政党交付金が入ってくる。岡田(克也・副総理)さんが幹事長時代に全くカネを使わずにケチケチと貯め込んだ“岡田資金”が党の金庫に200億円も貯まっている。一方で党の調査では選挙になると民主党の惨敗というデータばかり。党内では、それなら与党のうちに使い切ろうというムードになっています」(同前)

https://www.news-postseven.com/archives/20120529_111220.html週刊ポスト

日刊ゲンダイでは、こんな記事もあったようです。消費税反対派を懐柔するための300万円だったようです。

民主執行部 セコイ300万円札束作戦は大失敗 2012/2/29
80人以上参加、小沢勉強会に大慌て
きのう(28日)、参院民主党の1回生議員が呼びかけ人になって、小沢一郎元代表が講師を務める勉強会が開かれたが、執行部を青ざめさせたのが、その人数だ。党のPTや会議が重なっていたのに衆参合わせて80人以上の議員が出席し、中には、「中間派」といわれる議員も含まれていた。反野田包囲網が広まりつつある。
民主党内の増税反対派は、小沢グループだけではない。若手を中心に、特に選挙基盤が弱い1回生議員の中には、「増税民主党では戦えない」と思いつめ、真剣に離党を考えている議員も少なくない。
地元に帰るたび、「ウソつき政権」「マニフェスト詐欺」と痛罵され、完全にマイっているのだ。表立って反対を唱えていなくても、実際は衆院1回生の大半が増税に反対だとされる。それで、小沢勉強会に中間派が顔を出すようになった。
これに焦っているのが、民主党執行部だ。
「思った以上に増税反対が増えているようだ。把握しきれていなかった」(党幹部)と大慌てで、28日から衆院の1回生議員を対象に個人面談を開始した。ひとり5分間の面談だが、執行部側は樽床幹事長代行と高木選対委員長が対応している。初日に面談を受けた議員に聞いた。
社会保障と税の一体改革について、有権者の理解を得られるよう、しっかり地元で活動してくれと言われました。通常の活動費に加え、3月末に追加支援金として300万円を配るという話もあった。しっかりやった人間には活動費を上乗せするけれど、サボったらマイナスになるみたいなことも言っていました」
札束で頬を叩く作戦だ。この面談は3月7日まで続くという。政府は消費増税関連法案を3月中に閣議決定し、国会に提出する方針を固めている。
「300万円をエサに、3月中はおとなしくしていろということでしょう。正直、ずいぶん安く見られたものだな、と思いました」(別の1回生議員)
ところが、この日の勉強会で分かるように、執行部の締めつけは利いていない。当たり前の話で、300万円でダレが動くか。執行部はてんで分かっちゃいないのだ。
さて、小沢が講師を務める1回生の勉強会は、昨年8月に開かれて以来だ。この間、半年のブランクがあったが、次回は間を置かず、3月13日に開催予定。野田が増税法案の閣議決定をもくろむ当日だ。
次の小沢勉強会は、倒閣の決起集会になるかもしれない。

 (日刊ゲンダイ・リンク先不明)

どっちにしろ国民にとっては、いいかげんにしろ!それは税金や!って感じです。

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