民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■輿石カーテン

さぁて、この人が俄然張り切りはじめました。野田内閣で民主党の幹事長になった輿石東氏です。昨年の参院選で僅差で当選したから、もう何も怖いものはありません。あと5年近く議員の座は安泰。ここで舞い込んできた民主党幹事長の椅子。

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いまや小沢氏は党員資格停止、邪魔するものはありません。権力使いたい放題です。本人はその気でも、マスコミはとっても困っていたと思います。何ででしょう?

そりゃぁ、テレビ映えがしない。フレッシュなイメージで政権交代した民主党が老獪な党に落ちぶれた印象を与えかねないからです。なんたってミイラ輿石ですから。

野田氏も、テレビ映りの悪い民主党のイメージを落としかねない輿石氏を選ばざるを得ない事情があったのでしょう。党内融和、小沢グループの懐柔などなど・・・。

そんなことには頓着しない、空気が読めない輿石幹事長。その力を見せつけようと、「輿石カーテン」と呼ばれる党員のマスコミに対する緘口令を敷くのです。産経新聞です。

民主党を覆う「石のカーテン」 輿石氏、前原氏をジワジワと「封じ込め」 2011.9.14

 「党内融和」を掲げる野田佳彦首相の就任により、民主党が政府を主導する傾向が強まる中、輿石東幹事長は政府・民主三役会議を新設するなど政策面でも存在感を増している。ライバルである前原誠司政調会長の「封じ込め」に向け、布石を打つことも忘れない。報道機関への「箝(かん)口(こう)令」に続き、民主党は「石のカーテン」に覆われつつある。(水内茂幸)

 「自民、公明両党に3党協議を呼びかけたい。国対委員長はその前提となる予算委員会の日程を決めるように…」

 14日午前、輿石氏は国会内の幹事長室に前原氏ら党役員を集め、平野博文国対委員長にこう指示した。平成23年度第3次補正予算編成に向け、3党協議を自らが主導することを宣言したに等しい。

 前原氏はとまどいの色を隠せなかった。菅直人政権では、子ども手当見直しなどに関する3党協議は玄葉光一郎政調会長(当時)が実質的に差配し、岡田克也幹事長(同)は最終局面で出てきたにすぎない。

 前原氏もそのつもりだったようだが、3党協議を輿石氏が取りしきるようになれば、重要政策はここで事実上決定する。党政策調査会がいかに「法案の事前承認権」を確立したところで下働きにすぎない。

 輿石氏の狙いははっきりしている。衆参ねじれ下で野党に協力を取り付けるには予算や政策を「アメ」にするしかなく政策面に関与しなければ采配は振るえない。しかも重要なのは、野党が主導権を握る参院での根回しとなる。輿石氏は「参院にパイプのない前原氏にできるわけがない」と考えたようだ。

 老獪な輿石氏が準備したもう一つの仕掛けが、政府・民主三役会議だった。首相や輿石、前原両氏ら政府・党首脳6人で構成する同会議は最終的な意思決定権を持っており、前原氏の事前承認権を覆すことが可能となった。

 仙谷由人政調会長代行は政府・民主三役会議から外された。輿石氏が「仮想敵」と見なすのは前原氏ではなく、その背後にいる仙谷氏なのかもしれない。

 樽床伸二幹事長代行はさっそく輿石氏にすり寄った。14日の両院議員総会では「全法案を政府・民主三役会議で扱うのは無理なので場合によっては政調会長に委任する」と力説し、政調会長の専決案件を「例外扱い」にした。

 背景には言うだけ番長」と言われる前原氏への不信もある。就任早々に米国で武器輸出三原則見直しなどを打ち出したことを受け、党内に「前原氏の独断専行を許すな」との声が強まった。輿石氏はこれを見逃さなかったわけだ。

 参院のドン」から「民主党のドン」へ。着々と権力基盤を固める輿石氏は14日の両院議員総会でも「情報管理を徹底したい。一人一人が発言に責任を持ってもらいたい」とにらみを利かせた。ある副大臣はこう言って首をすくめた。

 「おっかねえ。まるで第二の小沢一郎だ…」

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110914/plc11091423540021-n1.htm(産経・リンク切れ)

輿石氏はそれほどに前原氏を怖れていたというか、毛嫌いしていたようですね。国民からしたらどうでもよいことが、党内では必死な思い出繰り広げられていたということです。

野田総理の輿石氏への期待は、小沢グループの懐柔もあったようですが、前原氏など個性豊かでやんちゃな民主党議員を老獪なテクニックで束ねてほしいという思いもあったようです。それにしても老獪すぎますね。

野田氏には人を見る目がなく、空気を読む人事が全くできていないと思いました。

どじょうだからでしょうか?

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