中国や韓国への思い入れを隠さない小沢一郎氏。2003年自由党が民主党に合流する以前の小沢氏は、ここまで露骨にその志向を現していなかったと思います。サヨクの民主党と一緒になったことで、感化されてその方針を転換したのでしょうか?
ネトウヨの私が当時怖れていたのは、小沢氏が本気になって「外国人地方選政権付与」に取り組むことでした。政権交代を実現させた裏には、小沢氏の政治家としての嗅覚、人脈、実行力、いわゆる剛腕がありました。マスコミがそこに乗じたことにより、大きなうねりを生じたのだと感じています。この小沢氏の政治力・剛腕を「外国人地方参政権付与」にふるわれたなら・・・。そのしたたかさで一つ一つこつこつと真綿で首をしめるように外堀を埋めて逃れられなく追い込んでいく。この法案成立に小沢氏が本気で取り組んでいたのなら・・・。ブルブルッ、日本は今の状況にないかもしれません。
しかし、実際は政権交代を果たしたことで、小沢氏がはじけてしまいました。浮かれて浮かれて権力ブンブンブン、中国に大勢連れて朝貢し、韓国では売国講演、天皇陛下の政治利用とやりたい放題。小沢チルドレン・小沢ガールズに囲まれてにんまりです。勝って兜の緒を締めよどころか、緩みっぱなし。その反動で、菅政権では、裏切られ、悪者扱いされて、最後には離党せざるを得なくなりました。
地味なことですが、この小沢氏の暴走は日本にとって、いろいろな意味で助けになったと今になってひしひしと感じます。