民主党政権下で、終戦記念日に靖国神社に参拝したのは3年3か月で2人だけでした。二人とも野田第2次改造内閣時です。日経新聞です。
松原・羽田2閣僚が靖国参拝 民主政権で初 2012/8/15
羽田雄一郎国土交通相と松原仁国家公安委員長は終戦記念日の15日午前、東京・九段北の靖国神社をそれぞれ参拝した。終戦記念日に閣僚が靖国神社を参拝したのは民主党政権で初めてで、2009年の麻生内閣の野田聖子消費者担当相以来。
松原氏は参拝後、記者団に「私的な参拝だ。日本の繁栄の礎を作った先人に思いを致した」と語った。記帳には「臣 松原仁」と記したと説明した。羽田氏は超党派の「みんなで靖国神社を参拝する国会議員の会」の一員として参拝した。閣僚以外の政務三役では、北神圭朗内閣府兼経済産業政務官も参拝した。
野田佳彦首相は10日の記者会見で「昨年9月の内閣発足時に首相、閣僚は公式参拝を自粛する方針を決めた。他の閣僚もこの方針に従ってもらえると考えている」と閣僚に参拝を控えるよう求めていた。15日は都内の千鳥ケ淵戦没者墓苑で献花し、政府主催の全国戦没者追悼式に出席した。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS15009_V10C12A8MM0000/(日経)
松原氏は、民主党の中では保守と言われていますが、似非保守でしかないと私は思っています。菅政権を倒そうと思えば倒せたのに解散を怖れて声も上げることができない腰抜けであり、いち早く希望の党に駆け込んだ小心者であります。この参拝もカッコつけでしかなく評価はしません。羽田氏についてはあまり知りません。
不倫を調べていたら面白い週刊文春の広告が出てきたので紹介します。
どんな記事かはわかりませんが、結局参拝はしていないわけで、カッコつけて言ってみたけどヘタレてしまったってことでしょうね。原口氏ですから・・・。
実は、民主党は政権交代前に靖国神社に代わる新しい追悼施設建設に意欲を示していて、ネトウヨにとっての心配の種の一つとなっていました。
靖国に代わる国立追悼施設建設へ 民主政権発足後に有識者懇を設置 2009年8月13日
民主党は13日、次期衆院選後に政権を獲得した場合、靖国神社に代わる新たな国立戦没者追悼施設の建設を目指す方針を固めた。政権発足後、政府に有識者懇談会を設置し、答申を受けて建設に向けた動きを本格化させる。連立を組む予定の社民党も同日、建設計画をまとめる方針を決定した。これに対し、自民党には、建設への反発が根強い。民主党などが建設方針を打ち出したことで、追悼施設問題が衆院選の新たな争点として浮上した。
民主党の岡田克也幹事長は同日、党本部で記者会見し、追悼施設建設について「国家・国民のために命を落とした方々をまつる場が不可欠だ」と述べ、建設推進の考えを強調した。追悼施設のあり方に関しては「有識者に議論していただき、それを尊重する形にする」と述べた。
岡田氏はまた、自身が千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)を管理する財団法人の理事を務めていることに触れ、「千鳥ケ淵を生かしたい気持ちはある」との考えも示し、個人的な考え方として、千鳥ケ淵戦没者墓苑の拡充に前向きな姿勢を示した。
民主党は追悼施設の建設について、7月に発表した政策集「INDEX2009」で、「特定の宗教性をもたない新たな国立追悼施設の設置に向けて取り組みを進めます」としたものの、衆院選マニフェスト(政権公約)では触れていなかった。しかし、鳩山由紀夫代表は12日、同党が政権をとれば「どなたもわだかまりがなく戦没者の追悼ができる国立追悼施設の取り組みを進める」と意欲を表明。13日の岡田氏の発言により、建設実現に向けてさらに一歩踏み出したことになる。
一方、社民党は13日に幹部会を開き、4年以内に追悼施設の建設計画をまとめることを決定した。保坂展人(のぶと)副幹事長は記者会見で、鳩山氏の発言を高く評価した。
追悼施設の建設は、小泉純一郎元首相が在任時に靖国神社を参拝し、一部から批判があったことを踏まえ、福田康夫官房長官(当時)の私的懇談会「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会」が平成14年に出した答申で盛り込まれた。
しかし、自民党内には、「税金の無駄遣い」「靖国神社の存在をおとしめるもの」などの批判が根強く、政府は建設に向けた調査費の計上を見送っていた。民主党政権が発足すれば、一気に実現が近づくことになる。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090813/elc0908132359017-n1.htm(産経 リンク切れ)
しかし、マニフェストには記載が見送られ、実際には何も進みませんでした。ホッとしています。ここも民主党の無能さに感謝です。日経新聞です。
追悼施設調査費、計上せず 内閣官房・内閣府が概算要求 2010/8/30
内閣官房と内閣府は30日、2011年度予算の概算要求を発表した。民主党が09年衆院選の政策集で盛り込んだ靖国神社に代わる国立追悼施設構想については調査費の計上を見送った。一方、規制緩和や税制の支援措置を一体として実施する「総合特区制度」(約823億円)を創設。「環境未来都市」構想(約26億円)の推進も盛り込んだ。
・・・(略)
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS3002Z_Q0A830C1PE8000/(日経)
靖国神社の遊就館を訪ねたことがある日本人なら、絶対に新追悼施設建設などを口にすることはありません。
民主党政権は日本の国の形を壊そうとしていたと思っています。
サヨクはリベラルという言葉を隠れ蓑に、日本の国を少しずつでも壊そうと日夜あの手この手で活動を続けているのです。