民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

■尖閣諸島中国漁船衝突事件

 この衝撃的な事件ほど、民主党政権の無能さと土下座外交ぶりを象徴する事件はないでしょう。危機管理の欠如、中国への屈服、情報管理の欠陥、事なかれ主義、人のせいにする、ウソをつく、情報を隠蔽する、仕事しているふりするパフォーマンス・・・およそ民主党政権の持つ性質が全て現れた事件だと言っても過言ではありません。

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2010年9月7日、午前10時15分頃、尖閣諸島最北端「久場島」北西の海域(日本領海)をパトロール中の海上保安庁の巡視船「みずき」が、不法に操業していた中国籍の漁船『閩晋漁5179』を発見、日本領海からの退去を命じます。しかし、漁船は無視して逃走、追跡する2隻の巡視船「よなくに」と「みずき」に衝突し、破損させます。巡視船は漁船を追跡の上、翌日になって停船させ船長を公務執行妨害で逮捕、船員とともに石垣島へ連行し事情聴取を行います。9日に船長は那覇地方検察庁石垣支部に送検されました。翌日の朝日新聞です。

逮捕の中国漁船船長、石垣島に到着し取り調べ開始 2010年9月8

 日本が領有を主張する尖閣諸島・久場(くば)島沖の東シナ海で7日、中国のトロール漁船が石垣海上保安部(沖縄県石垣市)の巡視船に衝突した事件で、同保安部は8日未明、漁船「●晋漁5179(●は門がまえに虫)」(166トン)の中国人船長、ヂャン其雄(ヂャン・チーシォン、ヂャンは憺のつくり)容疑者(41)を公務執行妨害の疑いで逮捕し、発表した。

 海上保安庁によると、尖閣諸島近海に現れる中国漁船は多いが、巡視船の指示に従わずに乗組員の逮捕に至るケースは極めてまれ。7日夜に政府高官らが官邸で協議し、逮捕の方針を確認したという。漁船と巡視船の衝突には、日中両国が互いに抗議をしており、船長の逮捕で外交問題化するのは必至の情勢だ。

 ヂャン船長を乗せた巡視船は8日午前7時25分に石垣港に到着。その後、同保安部はヂャン船長の身柄を石垣市内の庁舎に移し、本格的な取り調べを始めた。漁船に残った中国人乗組員14人も石垣港に向かっている。

 海保によると、ヂャン船長は7日午前10時56分ごろ、久場島の北西約15キロの日本領海上で、巡視船「みずき」(197トン)の再三の停船命令に応じず、急に方向を変えて左前方のみずきに左舷を衝突させ、海上保安官の公務の執行を妨害した疑いがある。

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 みずきは右舷の中央付近に幅約3メートルにわたってへこみやひっかき傷ができたが、けが人はなかった。

 海保によると、同日午前10時15分ごろ、同保安部の巡視船「よなくに」(1349トン)が久場島の北北西12キロ付近の日本領海内で漁網を揚げていた漁船を発見。退去するよう警告したところ、船首をよなくに左舷側の船尾に接触させて逃走。その後、みずきや別の巡視船が漁船に停船を繰り返し命じながら追尾していたところ、船体をみずきに衝突させたという。

 漁船は停船命令を無視してさらに逃走を続けた後、午後1時前に同島の北西約27キロの日本の排他的経済水域EEZ)内で停船。その後、海上保安官22人が漁船に乗り込んで立ち入り検査し、航行の目的などを調べていた。

 尖閣諸島は中国、台湾も領有権を主張しており、付近の海では中国や台湾の漁船がたびたび操業。海保が退去するよう呼びかけていた。

 尖閣諸島近海では2008年6月、海保の巡視船と衝突した台湾の遊漁船が沈没する事故があった。だが、海保関係者によると、中国漁船と巡視船が衝突したケースは「記憶にない」という。(永田工)

http://www.asahi.com/special/senkaku/TKY201009070518.html(朝日)

 読売新聞の下記ページでは連行時の動画を見ることができます。

尖閣沖で違法操業の中国漁船を連行

東シナ海尖閣諸島周辺の領海内で7日午前、違法に操業していた中国のトロール漁船が哨戒中の海上保安庁の巡視船2隻と接触した。海上保安庁は8日午前2時頃、中国漁船の男性船長を公務執行妨害の容疑で逮捕し、沖縄県の石垣海上保安部に連行した。漁船には、船長を含む中国人15人が乗っており、船長以外の船員は、漁船に乗って石垣島に同行した。(撮影:東京本社写真部 田中秀敏)=読売機から 2010年9月9日公開

https://www.yomiuri.co.jp/stream/?id=01636 (読売)

まずは仙谷官房長官の中国への服従と国内での独裁ぶりが発揮されるのです。

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