民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

 ◇マニフェスト忍法・手のひら返し

政権交代して半年もすると、マニフェストを実行することができず、逆に「マニフェストはどうなった!」という国民の声が大きくなって、マニフェストが政権の重しとして邪魔者となってきました。すると各議員は、手のひらを返したように言い訳を始めます。

2010年2月 2日 TVタックル 櫻井充参議院議員(参・宮城県選挙区)

「この間のマニフェストは正直言えばホント、10人もいない人間で作ってますでしょ、あれが民主党議員全員が了解しているとは僕は思えませんからね。」

2010年3月15日「THE JOURNAL」のインタビュー 長島昭久防衛大臣政務官(衆・東京21区)

「野党時代の限られた情報で作られた公約と、政府の中であらゆる情報に接した上での考え方にはズレがある」

 2011年7月21日定例記者会見 岡田克也幹事長(衆・三重3区)

マニフェストに掲げた政策の多くは実現している。しかし、実現していないものもある。実現していないものについて、なぜ実現していないのかを考えると、それはマニフェストの作成当時から、前提に置いた様々なことについて見通しが甘かった部分もある。そういったことについては、国民の皆さんにお詫びをする」

2012年6月6衆議院 社会保障・税特別委員会

石井登志郎民主党・衆・兵庫7区)・・(略)要は、私なんかも町で受けたのが、マニフェストを全部、一言一句やってくれというわけではない、一度とにかくかえて頑張ってみてくださいということであったのではないかと思います。・・・(略)

岡田副総理・・・(略)2万6000円が過大ではなかったかというと、私は過大であったという風に思います。えー、まぁ色んな事について反省すべき点はあると、・・・(略)

国民の多くは、政権交代を一度行うべきだと、まっ、そういう思いの中で投票した人が多かった。マニフェストの結果勝ったというよりは、やっぱり政権交代を望む、国民のまっ、そういう大きな流れの中で勝たして頂いたと私はそう思っております。・・・(略)

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質問する方も、応える方も民主党マニフェストは国民との約束・契約ではなく方向性を示すものだったから、守れなかった私達は悪くもないし、責められるものでもないし、嘘つきでもない。とお互いに確認して慰めあっているように見えます。
聞いていて情けなくなります。ちなみに石井登志郎氏は私住んでいる西宮市の選挙区です。私は、マニフェストは、普通に「国民との約束」と受け取りましたけど・・・。
石井氏は民主党石井一氏の義理の息子。この後衆議院落選、2018年4月の西宮市長選で当選しています。

素直に「勢いで嘘言っちゃいました、ごめんなさい。選挙やり直します。」なら納得しますが、マニフェストの作成過程の責任にしたり、国民の認識のせいにしたり、見苦しい言い訳が続きます。そんな「人のせい」にした言い訳を口にしながら、裏では酷い政治運営を続け、3年3か月政権にしがみついていたのです。詐欺です。まさに「詐欺フェスト」なのです。

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