民主党政権3年3か月の研究

悪夢でした。二度と政権をとらせてはいけません。だから記録します。

◇悪夢の政権を「過去の歴史」にする立憲民主党

「そもそも私の認識では、立憲民主党民進党民主党)から分かれた党ではなく、ゼロから建てた「新しい家」。もちろん、民主、民進の両党は私に貴重な政治体験をさせてくれた場ではありますが、昨年10月2日で"過去の歴史"になりました。」

「民主党のトラウマ」をどうする? 立憲民主党代表・枝野幸男「私たちは"非自民で集まる"という過ちを二度と犯さない」 - 政治・国際 - ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

2018年10月、立憲民主党枝野代表の週刊プレーボーイのインタビューでの発言です。

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悪夢の民主党政権は、「私に貴重な政治体験をさせてくれた場」だそうです。政治は、あなたや民主党議員の研修施設ではありません。国民の安全や生活を守る政府を、枝野氏ご自身の「貴重な政治体験の場」と言い切る枝野氏の感覚を疑います。その枝野氏の「貴重な政治経験」で多くの人が苦しみ、経済は破壊され、国民は3年3か月の悪夢の日々を強いられたのです。

その上、さらに枝野氏は、悪夢の政権を「過去の歴史」になったと続けます。それは枝野氏をはじめ、蓮舫氏など、悪夢の政権をなかったことにしたい民主党の議員の中だけの話なのでしょう。ネットで有名なイラストを貼らせてもらいます。

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政党名は変わりました。本人たちは「新しい家」なのかもしれません。しかし住んでいる人は全く変わっていないのです。

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立憲民主党執行役員は、ほぼ全員民主党政権での閣僚経験者。全員、副大臣政務官を経験している方です。この面子を揃えていながら「過去の歴史」と一言で終わらせてしまう枝野氏は、国民を馬鹿にしているとしか考えられません。国民は忘れていませんよ。
◇あいもかわらぬ立憲民主党のみなさん - 民主党政権3年3か月の研究

そして立憲民主党は、自分たちが犯した悪夢の政権を自ら「過去を歴史」にすることで、安倍政権に反対するしたがために、自分たちのやってきたことに対して反旗を翻しているのです。

  ・普天間基地辺野古移設を決めたのは。民主党政権でした。

  ・F35の導入を決めたのは、民主党政権でした。

  ・水道法の基礎をつくったのは、民主党政権でした。

  ・オスプレイの導入をしたのは、民主党政権でした。

  ・原発再稼働を決めたのは、民主党政権でした。

  ・消費税10%を決めたのは、民主党政権でした。

 これらを決めた政権の当人たちが、現在は野党・立憲民主党として、過去はなかったことにして反対に回っているのです。これは喜劇ではなく、これが現実なのです。
政治家以前に、日本人としておてんとうさまに恥ずかしくないのか?と問いただしたいです。

 さらに枝野氏は、こう発言しています。

──それでは、あと何年で政権を奪取できますか?

 枝野 結党した昨年秋は15年、20年はかかるかもしれないと覚悟していましたね。ただ、立ち上げ早々から大きな支持をもらって、この1年間でその期間をかなり短縮できたんじゃないかな、と思います。さすがに具体的な年数までは口にできませんが。

──一部から立憲民主党は政権を獲る気がないのか?」との批判がありますが、枝野代表の話を聞いていると、全然そんなことないですね。

 枝野 もちろん。ハッキリ言いますと、私は野党の議員を長年やることに意味を感じていません。やっぱり政権を握って、この国を動かすために政治家やっているんで。自分が総理大臣になれないことが確定した時点で(政治家を)辞めますよ。

 立憲民主党のポスターです。

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まっとうな政治は私達にまかせて、枝野さん、あなたはとっとと退散してください。

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◇比例ゾンビで生き残る悪夢の政権の血統

2012、2014、2017、衆議院選挙のたびに「落ちて欲しい人が落ちてくれない」悲哀を味わっています。その代表選手が菅直人氏と辻元清美氏でしょう。
菅直人氏は2012年、2014年ともに小選挙区で敗れ、比例復活しています。それも最後の一枠でギリギリ当選。辻元氏は、2012年小選挙区で敗れ比例復活、2014年は、小選挙区で当選しています。2017年は、菅氏も辻元氏もともに立憲民主党の風に乗って、小選挙区で当選しています。

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2012年の衆議院選挙では、他に横路孝弘氏、荒井聰氏、原口一博氏、高木義明氏、赤松広隆氏、海江田万里氏、松原仁氏などが小選挙区敗退で比例復活しています。

現在の立憲民主党の役員の皆さんです。ほぼ全員が悪夢の民主党政権での閣僚級の役職経験者です。悪夢の政権の血統を引き継いでいる方達です。

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地盤が強いベテラン議員は、党内でもチカラがあるので比例でも復活できる。だから、野党の面々は、いつみても同じ顔なんです。あの時、悪夢の民主党政権を担った張本人だった人たちが、責任もとらずに、いつまでも大きな顔で偉そうに議員を続けています。そして相も変わらず同じような顔ぶれを、テレビでお見掛けする羽目に会っているのです。ちなみに日本共産党は、志位和夫氏が1999年からずっと委員長を務めています。志位氏と党副委員長の小池晁氏もずっとその顔を見ているような気がします。

野党の若手って育っているのでしょうか?とても気になりますが・・・。あの悪夢の政権の血を引き継ぐ若手は、育っていない方が日本のためなんでしょうね。

一方、野党の支持者もそれに合わせて老齢化しているようです。サヨクデモを見ているとおじいちゃん、おばあちゃんが目立ちます。組合から派遣されている方も多いようですが、若手はいやがるのでしょう。壮年層が中心のようです。

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若い方ほど自民支持が多いというデータもあります。原因は二つあると思います。

①若い人ほど、新聞を読まない、テレビを見ない。インターネットから情報を得る。

 偏向されたマスコミ報道ではなく、SNSにより、多くの様々な人からの意見を入手し、それらを比較し、自分で何が正しいかを判断しているからだと思われます。

②就職活動を行った若者はアベノミクスの成果を肌で感じている。
 就職率がバブル期なみになって97%以上になっているのです。毎日新聞です。

大学生の就職率97.6% 高卒はバブル並み 「売り手市場」続く 2019年5月17日
 今春に大学を卒業し、就職を希望した人の就職率は4月1日時点で97.6%で、過去最高だった昨年と比べると0.4ポイント減少したが、統計を始めた1997年春卒以降、2番目となる高水準を維持した。厚生労働省文部科学省が17日、発表した。

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https://mainichi.jp/articles/20190517/k00/00m/040/062000c(毎日)

グラフをみてもリーマンショック民主党政権の時からグーンと右肩上がりになっているのがわかります。先輩が辛い目を見ていたのも知っているので、自民党政治の安定さの恩恵を受けていることを彼ら自身が身をもって感じていることでしょう。

 そのアベノミクスを野党は頭ごなしに否定するのですから、若者の支持率が伸びないのも当然なのです。そこで野党は、あの手この手で若者の心をつかみにいくのです。LGBTもその一つと言えるかもしれません。日本をこうやって良くしたい。政治の本道で勝負できないから弱者の味方を主張して政党としての体面を保つのです。「LGBTの味方をする俺たちって、若者のこと理解していて、カッコいいだろ!」と・・・。

しかし野党の政党支持率は、一向にあがっていきません。時事通信です。

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野党の支持層は高齢化している。若者は自民党を支持する。野党の支持率は低下傾向。このような状況で、いざ選挙を迎えると、どうなるのでしょうか?
野党においては、新人や若い候補者が落選し、高齢者に受けのいい昔からの議員と、比例で有利なベテラン議員がゾンビとして残っていくのです。議員数は減っても、悪夢の政権の血統は、さらに濃くなる事態が起こるわけです。そして、きっといつみても同じ顔は変わらないと思います。野党が全て社民党みたいになっていくのでしょう。

さぁ、衆参同時選挙が噂されています。次の選挙はどうなるでしょうか?
ゾンビ議員の比例復活は仕方がないことですが、少しずつでも悪夢の血統を衰退させていかなければなりせん。

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◇「俺が、俺が」全員フォワードのサッカーチーム

「国民のみなさん見てください。俺ってこんなに国会で仕事してます。安倍総理もタジタジです。」

野党の議員にとって一番大事なことは、個人個人の「私はこんなに仕事しています。」とアピールすることだと感じています。それは、国会中継でのカメラ映りであり、安倍総理に向かって大声を張り上げ全身を使ってのパフォーマンスなのです。「モリカケ」問題は、安倍総理を攻撃するのに格好のネタなんですね。政策で真面目な論争をすると、自らの襤褸がでてしまうからできない。安倍総理に上から目線で追及できる「モリカケ」問題がやめられないのには、こういう理由もあるのではないでしょうか?
その根元にあるのは、現在の野党が「選挙に落ちたくない」からできた政党だということです。■野党の行方 ◇「選挙に落ちたくない」からできた党 - 民主党政権3年3か月の研究

「選挙に落ちたくない」から「自分が」「自分が」という気持ちが自然と強くなってしまうのです。当然、党としてのまとまり、野党の連携もなくなっていきます。
森友学園問題での財務省・佐川氏の国会証人喚問でも、野党の各議員が「俺が決めてやる」の気持ちが強すぎて、どの質問者も同じような質問を繰り返すばかりでした。当然、佐川氏からも、同じような答弁しか得られません。チームで連携して、本音や矛盾を徐々に引き出していくということができないのです。
サッカーで言うと11トップ。全員がフォワードになってシュートを決めたがって、1点も取れない状況です。でも彼らにはそれでいいのです。カッコよくシュートを蹴っている「自分」がカメラで捉えられ全国に放送されれば・・・。
では、ガラガラのゴールは誰が守っているのでしょう?元々「自分の当選」以外守るものを持たない方達なので、党としての失点などあまり気にしていないようですが、失点してもなぜかマスコミが擁護して「報道しない自由」を行使するので、本当の姿が国民に届いていないのです。

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エッ、画像には12人のフォワードがいる?
関係ありません。野党にはルールも何もないのです。18連休とろうが何をしようが、マスコミが味方して、与党が甘やかしている限り、ルールなんてものは野党に存在しないのです。いえいえ、実際には様々なルール存在しています。ただ、野党が甘えているからだけなのです。「少数野党の意見も大事にしないとね。そうだろ?」と与党とマスコミと国民に甘えているのです。支持率アンダー5%の政党たちが寄り集まって、甘えて増長して大きな顔をしているのです。

11人のフォワードと同じようなたとえ話をしている記事をみつけました。PHPオンライン衆知から抜粋します。

「統計王子」・小川淳也衆議院議員が語る! 民主党政権が失敗した3つの理由

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民主党政権への失望でしょうね。民主党政権ができた時は、投票率は70%、今は50%程度。約2000万人が政治に興味を失い、遠ざかってしまったことになります。私はイギリスで仕事をしていた時期がありますが、民主主義議会政治発祥の地イギリスには、こういう格言があります。『政権は野党が奪うものではない。与党が失うものだ』。まさに民主党が政権を取った時も失った時もその通りで、与党が落第、失格の烙印を押されたんですね。だから民主党政権に期待してくれた方々に対し、あの失敗、反省をきちんと総括すべき。それを抜きに何を言っても、遠ざかった2000万人は帰って来ないと思います」

「一言で言うと、政治主導をはき違えた結果、実務能力が低い政権だった。私は昔野球少年だったんですが、政権交代と野球の攻守交代ってよく似ていると思っていて。与党は守備につき、野党は打席に立つ。民主党は、政権交代して守備についたのに、守備位置で全員がバットを振っていたんですよ(笑)。国家を統治するという仕事と、政権を批判するという仕事の違いすら、明確にわかりかねていたきらいがあったと私は思います。

具体的な失敗点は三つ。一つ目は普天間尖閣を巡って、外交関係が稚拙だった。二つ目は行革と天下りの禁止、事業仕分けで財源が16兆円出てくるから、あらゆる公約は増税なしで実現すると言っていたのに、ほとんど財源は出ず。公約の実現力において、甚だ不十分でした。最後は消費増税。消費税は上げないと言ってできた政権だったのに、財源がないとなり、消費増税に踏み切った。政治と国民との信頼関係を根底から傷つける約束違反ですよね。この点に関して真摯に総括し、謝罪すべきだと私は今でも思っています」

https://shuchi.php.co.jp/article/6238?p=0PHPオンライン衆知)

小川氏は、民主党政権時に総務大臣政務官などを務め、先の衆議院選挙において「踏み絵」を踏んで署名をして希望の党から出馬、小選挙区で落選、比例で復活当選しながら、小池代表を真っ先に批判し、立憲民主党に逃げた卑怯な議員ですね。「統計王子」などと名前をつけられて悦に入って、笑っている場合じゃありません。
「真摯に総括し、謝罪すべきだと私は今でも思っています」思っているなら、自分からアクション起こしてみてください。
小川氏も含め野党のみなさんは結局口だけ、今でもバットをブンブン振り回しているだけなのです。

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◇野党雑感。地域政党への期待

前の記事で提示した民主党政権以降の野党相関図と最近2019年4月の政党支持率時事通信)。これを見て気が付いた雑感を記していきます。

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大阪維新の会の躍進
2010年4月、プチ新党ブーム的に多くの政党が誕生しています。大阪府知事橋下徹氏の「大阪維新の会」、名古屋市河村たかし氏の「減税日本」、元杉並区長山田宏氏の「日本創新党」、衆議院議員平沼赳夫氏の「たちあがれ日本」が生まれました。民主党政権ができて半年、メッキがはがれて「ダメだこりゃ」的な空気が政界にあったのかもしれません。また、地域政党という新しいカタチが生まれた時でもあります。

その中で、最もうまく行っているのは「大阪維新の会」でしょう。橋下徹氏の人気で風に乗った感じでしたが、2019年の統一地方選W選挙では府知事、市長ともに当選、衆議院補欠選挙でも圧勝という結果をおさめています。なぜ、大阪で「大阪維新の会」は強いのか?。答えは、簡単でした。「大阪維新の会」は「大阪都構想」の実現のため、大阪のことだけを常に考えて政治活動をしているからです。ブレてません。ブレないから強い。ただそれだけなのです。

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大阪都構想」は、確かに一度目の住民投票はダメでした。でもあきらめず「大阪のためや」と常にチャレンジする姿勢が、なにわの有権者に響いているのです。橋下氏、松井氏、吉村氏が府知事、市長を務めた日々の目に見える実績がともなっています。大阪市交通局の民営化で、売店が変わった、トイレがきれいになった・・・、府民、市民の目に見える形での成果があるので、何をやっているのかわからない大阪の自民党などが太刀打ちできないのです。

2016年9月衆議院議員小池百合子氏が立ち上げた「都民ファーストの会」がダメだったのは、都政での実績が伴わないうちに勢いで国政に色気を出したことでしょう。都知事選、都議会選と破竹の勢いのまま国政も一気にとの思いがあったのでしょうが、結果的にはどっちつかずに終わります。都政において「築地市場」のゴタゴタ、「待機児童ゼロ」「電柱ゼロ」「満員電車ゼロ」の公約実現に向けての小池氏のリーダーシップ不足、能力不足が露呈して都政は滅茶苦茶になってしまっています。そこが大阪維新の会との大きな差です。地域政党はしっかり地域で実績を積み重ねないと国政でのプレゼンスを発揮できないのです。橋下氏も早期に「日本の維新の会」で国政に挑戦、苦労と試行錯誤を重ねているので、そんなことは重々承知のことでしょう。
大阪維新の会」は、2019年、府知事・市長W選挙に勝利、「大阪都構想」実現へ一歩を進めています。国政では足立康史議員が立憲民主党辻元清美氏などに対して国会において鋭い突っ込みをしてネトウヨに人気もあります。

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本気で「大阪維新の会」の実績を国政で活かすのなら、「日本維新の会」にしっかりとした代表を置くべきだと思います(現状は松井一郎氏と片山虎之助氏の共同代表)、松井氏は「大阪都構想」に専念してもらい、国政に軸が必要です。二足の草鞋がうまく行かないのは小池百合子氏が証明しています。橋下氏の中では、都構想優先の青写真があるのかもしれませんが、野党がこれだけ支持率が下がっている今は、野党第一党を狙えるチャンスだと思います。
それでも、大阪維新の会は、地域政党のお手本となりました。もう少し小さい都市で地域政党が活躍して、その成果を糧に国政へ・・・みたいな動きを今後期待したいなと感じます。

②国民民主党の玉木代表に望むこと

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その意味で、国民民主党玉木雄一郎氏に望みたいのは、国民民主党を解散して民主党時代の政党交付金を国庫に返還。悪夢の民主党のケジメをきっちりつけたうえで、四国・香川の地域政党から出直す。私は個人的に香川に友人が多く一緒に呑む機会もあるのですが、玉木氏の評判がいいんですよ。だから、これくらい潔くできれば、見直すのですが・・・。小沢一郎氏と合併しているようじゃ無理ですね。

NHKから国民を守る会について
少し余談になりますが、2019年統一地方選挙では「NHKから国民を守る会」が全国で躍進しました。我が町の市議にも当選されています。その理由は、大阪維新の会と少し似ているのかもしれません。目的がはっきりしていることです。市議選、区議選などでは「地域の未来のために」「福祉の充実を」「子どもたちが安心して暮らせる社会を」など、どの候補でも同じようなことしか訴えていないのです。その中で「おやっ?」と思わせる差別化ができたことが躍進の原動力でしょう。

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ただ彼らが市議や区議になったところで、実際にNHKに対して何ができるか?が明確でなく、今後成果が上がらなければ、次はないと見るのが妥当でしょう。ただNHKの存在意義に対する全国への問題提起になって点は、高く評価したいと思います。

④保守的野党は定着しない?
この図を見ていると、平沼赳夫氏の「たちあがれ日本」、石原慎太郎氏の「太陽の党」、「次世代の党」、中山恭子氏の「日本のこころ」など、全てうまくいっていません。松沢成文氏が代表になった「希望の党」が保守的野党として細々と残っているだけです。

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野党は、リベラルで政府と敵対関係にあると誰が決めたのでしょうね。マスコミがそういう形をとりたがっていて、そう誘導するのも大きいと思いますが・・・。
国会議員の目的は「日本をどうやってよくしていくのか?」です。そのために議論を戦わせるのです。時には激しい論戦になり、敵対関係になることもあるでしょう。しかし、いまの野党の目的が「現政府を倒すこと」に終始し、「何でも反対」「与党の揚げ足取り」「総理の失言を引き出す」ことに躍起になっている現状をみるとやりきれない気持ちになってくるのです。
その意味でも「日本維新の会」の今後の国政への取り組みには、注目していきたいと思います。

⑤縮む社民党
次の選挙で政党要件の国会議員5名を切るのではないか?と毎回期待されているのですが、図太く生き残っているのが社民党です。そのためにテレビ討論に泡沫政党のくせに大きな顔で出演しているのが癪にさわっているのです。

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それにしても、社民党代表・辻元清美氏の姿を見たかった。土井たか子福島瑞穂辻元清美。これは社民党のお約束だと信じていたのに・・・。社民党だった辻元氏は民主党政権との連立政権における国交副大臣の座に味をしめて、連立解消後社民党を離党、民主党に舞い戻ってしまったのです。
◇権力の椅子が忘れられない? - 民主党政権3年3か月の研究
現在は、立憲民主党国対委員長で言いたい放題の日々です。(2019年月9月国対委員長安住淳氏に譲り幹事長代行)最近、土井たか子氏に顔が似てきたように思います。社民党党首。辻元清美・・・かえすがえすも残念。

⑥志位委員長は勤続20年

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日本共産党志位和夫委員長は、1999年からずっとその職を務めています。今年は20年目に突入。よほど人材不足なんでしょうね。呑み屋で一緒になるおじいちゃんは、新聞あかはた配っている。呑み屋のおかみさんが、日曜版とらされて迷惑と言っていました。でも最近見なくなりました。党員が高齢化しているのかもしれません。

モリカケ3年、安倍6年、志位の独裁18年。

ネットで流行ったフレーズです。安倍一強と日本共産党は批判しますが、志位氏の独裁は20年。選挙で負けても責任を取りません。
まじで一度、組織を根本的に見直した方がよさそうです。無理でしょうけどね・・・。

⑦「選挙に落ちたくない」嗅覚に鋭い政界野党の渡り鳥 2019年6月15日追記

うーんある意味すごい議員がいました。今井雅人衆議院議員希望の党比例)です。

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銀行員などを経て、政権交代を起こしたあの2009年の衆議院選挙に「民主党」から岐阜4区で出馬、小選挙区で敗れたものの比例で復活当選です。
政権末期の2012年9月に「日本維新の会」に移籍、その際に「民主党」から「除名処分」されています。その後の衆議院選挙でも岐阜4区で小選挙区で敗れ、「日本維新の会」の比例復活です。2014年の衆議院選挙では「維新の党」で比例復活。その後合併により「民進党」に移籍、2017年の衆議院選挙では「踏み絵」を踏んで「希望の党」から出馬、またも小選挙区敗退、比例復活です。そして「国民民主党」に移籍するも離党を表明、「除籍」になります。そして次期衆議院選挙では、岐阜4区から「立憲民主党」として立候補予定となっているのです。ややこしいので図にしました。

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いやいや、ここまで4回連続、小選挙区で落選「比例復活」です。その度に政党をかえています。除名や除籍処分をくらってまでも、比例で当選できる政党に移り渡っているのです。「この党にいたら、次は落選する」この嗅覚が異常に鋭いのでしょう。
政界野党の渡り鳥と名付けるか?ミスター比例復活と名付けるか?なやましいところです。
今井氏が注目されたのは、このツイッターです。

ただただ反対反対、文句言うだけのスタンスは、民主党政権から引き継ぐ野党そのもの。しかし、この保身の嗅覚は特筆です。次の選挙、「岐阜4区」が楽しみです。

f:id:hate_88moshi:20190615193438p:plain2017年衆院選の結果

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■野党の行方 ◇「選挙に落ちたくない」からできた党

民主党から自民党へ政権が復活し、安倍総理による長期政権で日本の政治が安定する中、野党は、名前を変えたり、党の離散集合を繰り返してきました、その原動力は「国民のために」ではなく、「安倍政権を倒す」という目の前の目的と「自選挙に落ちたくない」という議員方の個人的な思いからでしかありません。希望の党のゴタゴタがそれを顕著に表しています。民主党政権以降の野党の相関図をつくってみました。

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政権交代後「自分たちはそんなに悪くない」と信じていたであろう民主党議員が、自分達の想像をはるかに越えていた国民のイメージの悪さに慌てているのです。彼らが馬鹿にしていた国民の目は、節穴ではありませんでした。民進党に名前を変えるくらいではどうにもなりません。

そこに登場したのが小池百合子氏の「希望の党」です。都知事選、都議会選で奇跡を起こした女王様が手招きしている、まさに「希望の船」が現れたのです。「あの船の乗りさえすれば当選できる」民進党内が色めきだしました。ここに登場するのが代表になったばかり言うだけ番長前原誠司氏です。前原氏は何度も何度もチョンボしているのですが、何度も何度もいつの間にか浮上しているのです。そしてまた、いらぬ手回しをして民進党を壊滅的な状況に陥らせるのです。
■言うだけ番長・前原氏登場 - 民主党政権3年3か月の研究

衆議院解散総選挙が噂される2017年9月26日、前原氏は民進党代表として希望の党の小池氏と極秘に会談し、合流の約束をとりつけます。「やったぜ番長、これで当選間違いなしだ!」と28日衆議院解散が発表された日、民進党両院議員総会において、希望の党との合流は全会一致で採択されました。

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ところがフタを開けると希望の党側から10項目の「政策協定書」への署名=「踏み絵」が課され「排除」が示されます。「話が違うぜ番長!どうなっているんだ!」。「選挙に落ちたくない」議員たちが騒ぎ始めます。

「踏み絵」には、憲法改正支持、消費税増税凍結への賛成、外国人の地方参政権反対などサヨク民進党出身者に厳しい内容が並びました。
自らの政治信条を破ってまで、素直に「踏み絵」を踏む人は、選挙に自信がなかった議員だったのでしょう。千葉1区・田嶋要氏、香川1区・小川淳也氏、岡山4区・柚木道義氏など小選挙区で落ち、希望の党の比例で救われた議員も少なくありません。小川氏、柚木氏などは、踏み絵を踏んで自分自身の政治信条を曲げてまでも署名しているのに、希望の党で比例当選後に小池氏の批判をして立憲民主党に移るなど、その行動に疑問符がつくような議員です。※失礼しました。柚木氏は、国民民主党に一度移籍、立憲民主党に移ろうとしましたが受け入れてもらえず、国民民主党からも除籍されてしまっています。訂正します。(2019年5月5日)

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「踏み絵」を踏まなかった(踏めなかった?)サヨク色の強い面々が集まってできたのが枝野幸男氏を代表とする立憲民主党です。希望の党の横暴さに反抗する勢力として判官びいきの風にのりました。前回の衆院選小選挙区落選・比例復活当選した菅直人氏、赤松広隆氏、海江田万里氏、辻元清美氏ら民主党政権の重鎮が小選挙区で当選してしまいます。当時支持率は10%を越えていました。

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一方、無所属を選択した議員もいました。岡田克也氏、野田佳彦氏、安住淳氏など選挙地盤がしっかりして当選間違いなしという議員です。選挙後無所属の会を結成しています。

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また、この騒動の前からいち早く希望の党の前身「日本ファーストの会」の若狭勝氏とコンタクトしていた細野豪志氏を含め希望の党結党に参加した長島昭久氏、松原仁氏などは余裕の高みの見物のはずでしたが・・・。

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 民進党には、選挙がなかった参議院議員が残りました。選挙後に大塚耕平氏が代表に就任しています。

こうして2017年10月22日衆議院選挙が行われます。結果は、与党自民党の圧勝です。野党第一党は55議席立憲民主党希望の党は50議席に留まりました。
小池百合子氏は、ここで国政を投げ出します。後は、民進党出身の玉木雄一郎氏(衆・香川2区)が代表を引き継ぎ、翌年5月には「民進党」に合流する形で「国民民主党が誕生します。当初は大塚氏と玉木氏の共同代表でした。

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この「希望の党」騒動で見えるのは、議員たちの「選挙に落ちたくない」という想いだけです。日本をどうやって豊かにするのか?国民の安全をどうやって守るのか?そんな視点は一つも感じられません。ただただ「選挙に落ちたくない」その論理だけが、彼らの行動に結びついています。

その意味で立憲民主党も国民民主党も「選挙に落ちたくない」から生まれた政党と言っても過言でないと思います。もともと民主党は「綱領もない選挙互助会」と言われていたのですから、その本性が現れただけなのかもしれませんが。
そして、立憲民主党も国民民主党も国会でやっていることは「反安倍」「何でも反対・反対」だけです。自分たちが決めて米国と約束した辺野古移設すら反対を叫んでいるのです。そして毎日毎日モリカケモリカケ。挙句の果てには2018年のゴールデンウィーク審議拒否で18連休です。「選挙に落ちたくない」からできた政党は、やることも違います。国民のために働いてほしいものです。

2019年4月には、2012年に民主党を離れた小沢一郎氏率いる自由党「国民民主党に合流すると発表しました。

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バラバラになった民主党政権の末裔が、またくっつきはじめているのです。これで「国民民主党立憲民主党が一緒になれば「ほぼ民主党です。その顔ぶれも、悪夢の民主党政権の時とほぼ変わっていないのです。

何やってんだか?

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◇自民党の再生

「私たち自身が反省して生まれ変わらなければならないという大きな決意をしたんです。」

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2019年2月12日の衆議院予算委員会での岡田克也氏に対する安倍総理の発言です。

安倍内閣総理大臣 こういう雰囲気で果たしていいのかどうかということも含めて申し上げたいというんですが、なぜ政権を失ったか、我々は深刻に反省したんですよ。その中において、全国でずっと車座集会を開きながら真摯に耳を傾け、我々は生まれ変わろう、そういう決意をしたわけでございます。

 皆さん、悪夢でなかった、それを否定しろとおっしゃるんですが、では、なぜ民主党という名前を変えたんですか。私はそれが非常に不思議だ。

 自民党は、自民党という名前を変えようとは思わなかった。私たち自身が反省して生まれ変わらなければならないという大きな決意をしたんです。別に名前のせいで負けたわけではないんですよ。皆さんはこの民主党というイメージが悪いから恐らく名前を変えられたんだろう、こう推測する人はたくさんいますよ。そういう意味では、皆さんもそう思っておられるんじゃないですか。

民主党政権は人災を越えた大災厄といっても過言ではありません。では、あの時麻生政権が続いていたらうまくいったかというと、それは違うと思います。一度下野したからこそ、自民党も安倍さんも勁くなりました。ぶれない、焦らない、手順を踏む、諦めない、キレない、その場でごまかさない、功を気にしない(後でついてくる)、マスコミは反安倍前提に適度にあしらう、逆にマスコミを利用する・・・。
第2次安倍政権の安定感は、政権交代中の苦労とじれったさ、反省があったからこそだと思います。それが自信につながり、冒頭の発言になっているのです。
第1次安倍政権において安倍総理は、戦後レジームの解消と焦って何もかも一度にやろうと張り切り過ぎて、官僚とマスコミを敵に回し、自身の体調を崩してしまったのです。その反省も生きています。また、麻生副総理、菅官房長官のサポートも素晴らしい。
マスコミは、安倍政権の批判ばかりしていますが、外交におけるプレゼンスの獲得、アベノミクスによる経済の立て直し、株価は2万円越えが日常となり、就職率も大幅に向上しています。文句をつけようがありません。何より大きな災害の対応がそつなく素早く遂行されているのです。あまりにもスムーズだから報道もあまりされないのです。
このように何事も問題なく日常が流れているのは、政権がしっかりしている証拠です。国会がモリカケで1年以上費やしていても、国政や外交、生活に大きな影響がでていないのもその表れです。政治は、本来裏で国民の生活を支えるものなのです。民主党政権は、「俺がこれをやった」「私の企画だ。」などなど、個人個人が功を上げようと必死になっているから本来やるべきことが見えないのです。東日本大震災の時にはそれが顕著に表れました。

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この時、自民党は、民主党の口だけ復旧を見限って小泉進次郎氏らが自ら積極的に行動していました。こういう経験が古い自民党からの脱却を促していったのだと思います。民主党を反面教師に自民党が甦ったのです。小泉氏だけでなく、総裁の谷垣氏、麻生氏、安倍氏、みなが率先して動きました。報道されるのが目的ではなく、裏方としてそれぞれが自分たちにできる事をしたのです。写真は東日本大震災で活動する当時野党の安倍晋三氏です。◇一枚の写真・安倍晋三氏 - 民主党政権3年3か月の研究

2012年9月、谷垣氏の後、安倍氏自民党総裁を引き継いだ時、早すぎるのではないかと個人的に思いました。前回のダメージを引きずるのではないか?マスコミの大々的な安倍おろしキャンペーンが行われるのは容易に推測できます。谷垣氏が総裁でクッションをして、安倍氏がエネルギーを蓄えて次を担えば良いのではないかと考えていました。しかし安倍総理は、見事にその思いを裏切ってくれました。災害が列島を襲うのは不可抗力ですが、日本が何事もなく日々すごせているのは、政権が安定しているからに他なりません。その要因の一つとして、民主党政権の悪夢の日々が、現政権にとって、自民党にとって。プラスに働いていることは明らかです。

追記)安倍晋三氏の母方の祖父・岸信介元総理大臣は、奇しくもこう述べています。

「本当は、総理をやってですよ、しばらく野に下って、今度は権力者としてではなく国民の側に立ってものを観察し、いろいろ思いを巡らしてこれを前の経験と結び合わせてもう一度総理をやった政治家は、前より大いに偉くなるんですよ。それを利用しないのは、国にとって非常に僕は非能率だと思うんだ」

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原彬久編「岸信介証言録」中公文庫

そのお祖父ちゃんの言葉通りに、安倍氏は強くなったのです。

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安倍さんばかりをほめていますが、谷垣氏の存在も見逃すわけには行けません。政権交代前の谷垣氏にはもう一つ物足りなさを感じていたのですが、民主党政権下で野党としての自民党総裁の谷垣氏は人が変わったように堂々と最低最悪の政権に対峙していたと感じます。最近は、大けがをされて政界から遠ざかっていましたが、先ごろ元気なお姿を見せてくれました。東京都知事選への出馬の噂も出てきました。政権交代で強くなった自民党議員の一人です。もっと頑張って頂きたいと思います。

政権交代からもう6年もたちました。安倍総理の安定感には素晴らしいものがありますが、安倍改造内閣を見ていると、この安定に慣れてしまい胡坐をかいて経年劣化している感があるようです。ポスト安倍氏を見据えて各議員がもっと切磋琢磨しなくてはいけません。安倍政権は、民主政権と比較されました。次の政権は、安倍政権と比べられるのです。安倍政権の上をいかなければ、間違いなくマスコミからのバッシングが雨あられと降ってくるでしょう。

その覚悟はありますか?準備はできていますか?

現在菅官房長官の名前がポスト安倍に登場してきています。大賛成ですが、つなぎです。その次を今から育てなければ・・・政権が安定している今だからこそ、次の次への備えが求められています。

今やらなきゃ・・・

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◇「嫌韓」韓国への意識の変化

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嫌韓はけしからん!日本と韓国は仲良くしなくてはいけない宿命なのだ。」

日本のマスコミは、ほとんどこのスタンスをとっています。しかし「嫌韓はダメ」と言いながら「なぜ嫌韓が広まるのか?」この問いを真面目に追及していくマスコミは、ほとんどありません。これをやってしまうと、マスコミ自らが嫌韓を肯定してしまうはめに陥るからです。そこには、マスコミにとって都合の悪い真実がゴロゴロしているのです。この真実を報道することは、韓流ごり押しと自己矛盾を起こすことになってしまうのです。
一つの例として「竹島がなぜ韓国に不法占拠されているか?」をマスコミは語ろうとしません。日本の漁船が韓国に拿捕され4000人以上の漁民が拘束され死者まで出ているのです。漁民を取り戻す引き換えに結果として竹島の不法占拠を許してしまっているのです。2月22日の竹島の日にこの真実を報道するマスコミは、ほとんどありません。報道することにより、高齢者層はこの事件を思い出し、この事件を知らない国民が嫌韓になってしまう恐れがあるから報道しないのだと私は考えています。

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マスコミが「嫌韓」について追及を躊躇する「嫌韓の理由の真実」を列挙してみましょう。

嫌韓」の背景となるマスコミに都合の悪い「真実」

 ・韓国は、植民地支配とか慰安婦とか戦時中徴用とか関東大震災時の虐殺とか歴史的事実をまげて
                    被害者の立場を確立して、日本に対し優越的な位置を確保したいと必死になっている。

・韓国は、竹島、日本の領土を不法占拠している。

・韓国は、日本の漁船を拿捕し、漁民を4000人以上拘束して竹島を奪った。

・韓国は、日韓基本条約慰安婦の日韓同意など国際的な約束をなかったことにしている。

・韓国は、「完全かつ最終的に解決」日韓基本条約、「最終的かつ不可逆的」慰安婦合意を
                   反故にしようとしている。

・韓国は、全世界に慰安婦像をつくり、反日を拡大して包囲網をつくろうとしている。

・韓国は、戦時中の徴用工への賠償を最高裁判決で認めてしまう。

・韓国は、サクラ、剣道・・・何事にも起源を主張する。

・韓国は、旭日旗を戦犯旗として排除しようと全世界に運動している。
                (2012年より前には何も問題がなかったのに・・・)

・韓国は、サッカーや野球で、日本相手だとやたらラフプレーが多い。

・韓国は、天皇陛下を日王と表現する。

・韓国は、平気で日本の国旗を燃やす。

・韓国は、盗んだ文化財を返さない。自国の国宝にすらしている。

・韓国人は、外国人犯罪の中での割合が一番高い。

・韓国人は、外国人の中で生活保護受給の割合が一番高い。

 さらに最近次のような事件が立て続けに起こり、空気はさらに悪化しています。

・韓国は、明らかに海自哨戒機へのレーダー照射を行ったのに謝罪どころか認めもしない。

・韓国は、徴用工の最高裁判決にもとづき、日本企業の現地資産の差し押さえ目論む

・韓国は、国会議長が天皇陛下に来韓して土下座して謝罪しろと発言した。

こんな国を好きになれと言われても困っちゃいます。絶対無理!でしょ?

それをマスコミは、「好きになれ!」と強要するわけです。「韓流」ドラマをこれでもかと放送し、「政治と民間交流は別」とか屁理屈をごねながら、「韓国」ファッションは素敵とごり押しして、反日教育をしているなど韓国の都合の悪いことを報道しない、韓国人の犯罪は通名で報道する。マスコミが韓国を良く見せようと腐心すればするほど、国民の心は離れていくわけです。

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2011年8月7日、韓流ドラマを必要以上に流すフジテレビに数千人のデモ隊が押し掛けました。ネットのチカラが現実の世界に集結した記念すべき日になりました。この時、フジテレビを含むマスコミは、このデモをほとんど報道していません。一般の人が知らなければ、事件は起こったことにならない。古いマスコミの意識がそうさせたのでしょう。

しかし、インターネットの世界は日々進化しています。以前のやり方が通用しないんです。それを未だにわかっていない、わかりたくないのがマスコミであり、野党なのです。

この嫌韓のきっかけをつくったのは、民主党政権なのだと感じます。

民主党政権は、日本国民のためには何もしてくれませんでしたが、韓国に対して優しい政策は躊躇なく実行していました。キムチ・ヒラメの輸入検疫緩和、通貨スワップ700億ドル、韓国救援隊の国賓待遇などなど・・・。当然、ネットで真実を知る人々、特にネトウヨ嫌韓へと向かいます。

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逆に韓国は、民主党政権の卑屈な態度に増長していきます。植民地時代に収奪された文化財の返還を要求し、日韓図書協定による朝鮮王室儀軌の引き渡しが行われました。さらに図に乗って李明博大統領が竹島上陸し天皇陛下に暴言を吐くという暴挙を引き起こします。あのまま民主党政権が続いていたらと思うとゾッとします。
安倍政権になると、韓国を甘やかすことはなくなりました。毅然とした外交を行っています。それが韓国にとっては面白くないのです。そして安倍総理は、これ以上慰安婦問題を後世に残してはいけないと朴槿恵大統領と慰安婦合意を行います。そこには「最終的かつ不可逆的」の言葉が盛り込まれましたが、大統領が変わると合意をなかったことにしようとしています。
韓国にとって慰安婦問題も徴用工問題も永遠に終わってはいけない問題なのだと思います。いついつまでも被害者の立場で日本に対して優位にあること、それが彼らのアイデンティティなのでしょう。その意味で、いま世界で一番安倍政権を倒したいと考えているのは韓国政府なのかもしれません。

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安倍政権さえ倒せば何とかなる、自分たちで結んだ外国との約束(米国との辺野古合意)は守らなくても構わないという態度を取る民主党政権の末裔・立憲民主党、国民民主党は、韓国と同じような精神構造をしていると思われます。

そして今、ネットを飛び越えて一般の人々にもなんとなく嫌韓の空気、愛国心を大切にするナショナリズムの機運が漂いはじめて、野党やマスコミが危機感を強めている段階です。この危機感にマスコミができることと言えば、「韓流ごり押し」か「報道しない自由」の行使しか、打つ手がないのがマスコミの悲しいところですが・・・。

「くさいにおいは元から絶たなきゃダメ!」韓国が現在のまま反日教育を続け、植民地支配の被害者であることに拘り、全世界で告げ口運動し、日本に対し謝罪と賠償を求め、反日無罪的な態度をとり続ける以上、日本人の嫌韓エスカレートする一方です。マスコミがいかに美化しようとも、一度韓国の真実を知ってしまったら、もう元には戻れないのです。「真実」は崩れませんから・・・。

2018年10月31日、韓国の最高裁判所にあたる大法院が、戦時中の徴用工に対する賠償を新日鉄住金に認めた判決を下します。これを日本のマスコミは、ほぼ否定的な論調で報道しました。それに対して韓国メディアが疑問符を呈しているのです。韓国の新聞社中央日報からです。

 「韓国に友好的な日本マスコミが徴用工判決を批判した」と韓国人が仰天 
  今回ばかりは味方できない  
2018年11月01

「韓国では大統領が司法機関を含む人事や予算などの権限を一手に握り、『皇帝と国王の力を足したほどの権力」』(大統領府の勤務経験者)を持つ。半面、その政治が世論に迎合しやすい例えとして、『法の上に“国民情緒法”がある』ともいわれる。今回も、世論の支持を得るための政治ゲームに徴用工問題が巻き込まれたとも言える」(朝日新聞

「両国関係の法的基盤を揺るがしかねない司法的判断が『積弊清算』という政治の流れの中で出てきた」(東京新聞

31日、日本屈指の進歩指向メディア、朝日と東京新聞の1面トップに掲載された徴用裁判関連解説記事の一部だ。これまで韓国に対して相対的に友好的な論調だったメディアだが、批判隊列に合流した。

・・・(略)

https://japanese.joins.com/article/659/246659.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|top_news中央日報

 いつもなら擁護してくれるのに、今回は朝日新聞東京新聞も冷たい、と愚痴をこぼしています。

今回も韓国の味方に立って、金を払えとのスタンスの報道を期待したのに、裏切られたカタチとなったのです。韓国にとって、日本メディアは心強い味方であったという証左でもあります。さすがに、今回の事案では、いくら朝日新聞でも擁護するわけにいかなかったようです。

では、こんな韓国を日本はどう扱ったらいいんでしょう?

ほっとけ!

それしかありません。

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